【EV充電器】2023年補助金 家庭用もあります!〈住宅用〉知らなきゃ損

コラム_EV, コラムV2H

ガソリンとEVの電気代の計算式と差額の表
ガソリン価格高騰が高騰しています。
EVを自宅で深夜電力充電すればガソリン代の1/3~1/4で済むのをご存じでしょうか?
イメージとしては1ヵ月3万円のガソリン代なら7,500円!なんと22,500円も節約可能です。
年間27万円の節約、10年で270万円の節約が期待できます。
CEV補助金を利用すれば新車EVが購入できそうです。
EVならガソリン車のようにガソリンスタンドに行かなくても自宅で充電できますから時間の節約もできます。
今回は、自宅に国の補助金を利用してお得にEV充電器を設置する方法をご紹介します。
※1 お持ちのガソリン車の燃費を12Km/Lとした場合の試算です。※2 資源エネルギー庁石油製品価格調査を参考(2022年4月)174円。 ※3 日産リーフ(JC08モード)の場合。 ※4 中部電力従量電灯Bで試算(2022年4月)28.46円。

家庭用EV充電器の種類

EV充電器には、3Kwタイプ、6Kwタイプ9Kwタイプなどがありますが、この表記は1時間当り、どれだけ充電できるかを示しています。
例えば、3Kwタイプなら1時間当り3Kw充電できるので日産リーフ40kwhバッテリーなら約14時間で満充電できます。
6Kwタイプなら倍速充電で約7時間で満充電可能です。
9Kwタイプなら更に早く約3.5時間で満充電可能となります。
Kw数が大きいほど充電速度は速くなりますが、家の電気契約や電線の太さによって設置できるKw数が変わってきます。
EV充電器を選ぶ際、ご家庭の電気契約とのバランスが大切です。
戸建て住宅の場合、6kw(60A)迄が多く、オール電化の家で10Kw位迄が一般的です。
仮に9Kw充電器を設置する場合、6Kw契約の場合、12~15Kw契約に変更する必要がありますが、12Kwを超えることを一般住宅では想定されていないことが多く、電柱からブレーカー迄の電線(幹線)の張替えも必要になることもあり、あまり導入する方はいません。
このような理由から一般住宅で普及しているのは3Kw・6Kwの2タイプです。

主なEV充電器の種類と価格相場

・EV充電コンセント

能力:200V3Kw
設置場所:壁・ポール・カーポート柱
車載用充電ケーブルを利用します。
機種:パナソニックWK4422シリーズ等
費用相場:5万円~15万円
WK4422に車載用ケーブルを繋げた写真

・EV普通充電器ケーブル付3Kw

設置場所:壁 又は専用スタンドでコンクリート地面
能力:200V3Kw
機種:パナソニックDNH323・日東工業EVP-2G30等
費用相場:20万円~45万円

・EV普通充電器ケーブル付6Kw  倍速充電

設置場所:壁 又は専用スタンドでコンクリート地面
能力:200V6Kw
機種:パナソニックDNH326・日東工業EVP-2G60等
費用相場:25万円~50万円

 

DNH326を壁面設置した正面写真

日東工業Pit2G6Kw充電器スタンドオプション

・EV充放電器ケーブル付6Kw V2H

設置場所:床置
能力:200V6Kw
機種:ニチコンEVパワーステーションV2H・オムロンV2X等
EVから家に放電が可能で深夜の安い電気をEVに貯めて高い時間帯に家に放電して節電可能。
停電時にもEVのバッテリーを住宅用蓄電池として使用可能。
費用相場:80万円~200万円

 

V2HとWK4322

ニチコンV2Hと三菱アウトランダーの充放電

【家庭用EV充電器】補助金は6Kw充放電器のV2Hが対象

V2Hは6Kw充放電が可能でEVのバッテリーを住宅用蓄電池として利用できるのが特徴です。
太陽光発電や住宅用蓄電池と連動した機種など10機種ほど発売されています。
工事費の相場が30万円~40万円、本体は50万円~ラインナップがあります。
補助金は工事費上限40万円、本体の1/2、合計115万円迄補助されます。
自己負担20万円程で6Kw充放電器V2Hを設置することが可能です。
ケーブル付普通充電器の相場が3Kwタイプで20万円~45万円、6Kwタイプで25万円~50万円ですから補助金を利用してV2Hを設置た方が安くすむかもしれません。
さらにV2Hは停電対策や節電効果も期待できます。

2023年V2H補助金は2種類

①NeV次世代自動車振興センター執行 CEV補助金
応募期間:2023年3月31日~10月31日迄 (5月22日予算に達した為、早期終了)

②SII環境イニチアシブ執行 DER補助金
応募期間:2023年7月18日~12月22日迄  現在受付中です!
実証事業参加型補助金の為、指定のHEMS必要 全国ではありませんので要確認
早期終了の可能性がありますので、お急ぎください。

 

記事
V2H・蓄電池担当 松井ミリカ
2018年入社。国家資格の電気工事士二種を保有しています。
2022年度は、V2H契約100契約以上・普通充電器50契約以上の担当をさせて頂きました。
お送り頂いたお写真や図面を元にお客様のご要望に添ったご提案をさせていただきます。
機種選定から補助金申請までお手伝いさせて頂きます。
よろしくお願いいたします。

V2H補助金個人115万円、法人170万円、行基浅井安価格

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