【V2H】住宅用全7メーカー14機種・価格・特徴一覧<2024年>補助金対象
特徴・価格・機種選びのポイントや注意点!導入例50以上公開!2024年補助金最新情報!
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V2H・蓄電池担当 松井ミリカ
2018年入社。国家資格の電気工事士二種を保有しています。
2022年度は、V2H契約100契約以上の担当をさせて頂きました。
お送り頂いたお写真や図面を元にお客様のご要望に添ったご提案をさせていただきます。
機種選定から補助金申請までお手伝いさせて頂きます。
よろしくお願いいたします。
全国対応! ニチコントライブリッド・V2H 導入100例
V2H全国対応! 2024年補助金申請代行もお任せください!
V2Hとは、「Vehicle to Home」の略語です。
普通に略すとVTHになりそうですがV2Hと表記します。(車Vehicle to2 家Home)
一般的なEV充電器は、[建物⇒EV]へ充電するだけですが、
V2Hの一番の特徴はEVやPHVの大容量バッテリーと家で充放電可能なことです。
①非常電源
停電でも家庭用100V/200V電化製品を使用できます。
使用できる量や時間はEVのバッテリー容量で異なります。
目安としては、日産リーフ60Kwhで4日~6日程度、日産サクラ20Kwhで1~3日程度使用できます。
②節約
電気料金単価が昼は高く、深夜は安い「時間帯別電気料金プラン」を活用し深夜の安い電気をEVに貯めて割高な時間に放電することにより
最大40%程節電可能です。
また、太陽光発電のFIT終了後の売電単価は8円前後なので、EVに貯めて夜、家へ放電すれば20~39円程の価値になり1Kwhあたり12円~31円もの節約効果も期待できます。
※節電シミュレーションには、電気契約、ご家庭の電化製品全ての使用状況、EV・V2H・ソーラー等の性能など膨大なデーターが必要な為ご提供は行っておりません。
V2Hは住宅用蓄電池よりコスパ◎
住宅用蓄電池の相場は3Kwクラスで80~130万円、16Kwhクラスで200~300万円で、1Kwhあたり20~40万円です。
V2H 90万円 + 日産リーフ60Kwh530万円 = 650万円 - 補助金150万円 = 自己負担500万円 ÷ バッテリー60Kwh = 83,333円
1Kwh当りの比較は 住宅用蓄電池は20~40万円 Vs V2H+リーフ 8~10万円 とV2H+EVが超割安です!
V2H・V2Xは全部で何機種あるの?
ネットでV2Hを検索してもニチコンと他に数機種しか出てこなかったんじゃないでしょうか?
メーカーは3社しかないとか、4機種しかないとか、機能や施工方法についても間違った情報が溢れています。
EV充電器業界は新規参入も多く、知識不足の業者が多く施工不良が多いのが現状です。(手抜き工事を見抜く方法はこちら)
実は2023年時点で経産省の充電インフラ補助金対象V2H・V2Xは全10社19機種もあります。
住宅用V2Hメーカー7社14機種
事業用V2Xメーカー3社5機種
全機種の特徴をご紹介してまいります!
本サイトは、住宅用V2H、事業用V2X、家庭用EV充電器、事業用EV充電器の最新情報を発信しています。
【住宅用V2H】全7メーカー14機種一覧!性能・価格・特徴を解説
ニチコンV2H
ニチコンEVパワーステーション
①ニチコンV2HスタンダードVCG-663CN7 定価498,000円 工事費目安30万円~45万円
充電5.9Kw、放電3Kw、充電ケーブル3.7m、特定負荷手動切替、保証2年
②ニチコンV2HスタンダードVCG-663CN7 定価548,000円 工事費目安30万円~45万円
充電5.9Kw、放電5.9Kw、充電ケーブル7.5m、特定負荷手動切替、保証2年
③ニチコンV2Hプレミアム(VCG-666CN7)定価898,000円 工事費目安30万円~45万円
充電5.9Kw、放電5.9Kw、充電ケーブル7.5m、全負荷手動切替、保証5年、スマホ連携
④ニチコンV2HプレミアムPlas(VCG-666CN7)定価1,707,000円 工事費目安30万円~50万円
充電5.9Kw、放電5.9Kw、充電ケーブル7.5m、全負荷自動切替、保証5年、スマホ連携、UPS
デンソーV2H
デンソーV2H
ニチコンV2HプレミアムモデルのOEM
メーカーHPはこちら
⑤デンソーV2H(DNEVC-D6075)オープン実勢 工事費目安30万円~45万円
充電5.9Kw、放電5.9Kw、充電ケーブル7.5m、全負荷手動切替、保証5年、スマホ連携
東光高岳V2H
東光高岳スマネコV2H
急速充電器シェアNo1
ニチコンV2Hスタンダード旧モデル同等クラス
メーカーHPはこちら
⑥東光高岳V2H(CFD1-B-V2H1)オープン実勢700,000円前後 工事費目安30万円~45万円
充電3Kw、放電3Kw、充電ケーブル3.7m(OP7.5m)、保証1年、非系統連系
オムロンV2X
オムロンV2X KPEP-Aシリーズ
ニチコンV2HプレミアムとプレミアムPlasの中間クラス
2022年12月リリース、 2023年11月頃出荷予定 メーカーHPはこちら
⑦オムロンV2X(KPEP-A-SET-AC)定価1,600,000円 工事費目安35万円~50万円
充電5.9Kw、放電5.9Kw、充電ケーブル7.5m、全負荷自動切替、保証10年、
⑧オムロンV2X(KPEP-A-SET-AC-S)定価1,750,000円 工事費目安35万円~50万円
充電5.9Kw、放電5.9Kw、充電ケーブル7.5m、全負荷自動切替、保証10年、重塩害地域対応機種あり
【V2Hオムロン】マルチV2X登場!V2HとV2Xの違いとは?価格・補助金・ニチコンV2Hと徹底比較!はこちら
ニチコントライブリッドV2H
ニチコントライブリッドV2H 3機種
V2H・蓄電池・太陽光発電を1台のパワコンで効率良く制御可能!
販売ルートにより蓄電池のラインアップが違います。
蓄電池を屋外設置する場合、外装カバーOPが必要ですが、長府工産専用モデルは屋外が標準です)
・一般モデル(屋内設置用4.9Kw・7.4Kwh ・9.9Kwh ・14.9Kwh)
・ハウスメーカー専用モデル(屋内設置用4.9kwh・9.9kwh・12Kwh )
・長府工産専用モデル(屋外設置用7.4Kwh ・14.9Kwh )
⑨トライブリッドV2H一体型(ES-T3V1)定価1,300,000円 工事費目安35万円~55万円
充電5.9Kw、放電5.9Kw、(ソーラー+充電9.9Kw)充電ケーブル7.5m、全負荷自動切替、保証15年、
⑩トライブリッドV2Hポッド3.5M(ES-T3P1)定価1,500,000円 工事費目安40万円~60万円
充電5.9Kw、放電5.9Kw、(ソーラー+充電9.9Kw)充電ケーブル7.5m、全負荷自動切替、保証15年、
⑪トライブリッドV2Hポッド7.5M(ES-T3P1)定価1,600,000円 工事費目安40万円~60万円
充電5.9Kw、放電5.9Kw、(ソーラー+充電9.9Kw)充電ケーブル7.5m、全負荷自動切替、保証15年、
パナソニックV2H
パナソニックV2H eneplat
蓄電池連携タイプ(3.5Kwh~13.4Kwhの6種類)
V2H・蓄電池・太陽光発電を1台のパワコンで効率良く制御可能!
ニチコントライブリッドV2Hが競合製品で定価は同じ位ですが、実売価格2~3割こちらが高く、補助金を利用した自己負担額で15%程高い。
2023年2月21日受注開始、本格出荷予定は2023年冬頃 メーカーHPはこちら
⑫パナソニックV2H(LJV1671B)定価2,480,000円 工事費目安40万円~60万円、蓄電池・分電盤別途
充電5.9Kw、放電5.9Kw、充電ケーブル7.3m、全負荷自動切替、保証15年、
ダイヤゼブラV2H
ダイヤゼブラV2H
蓄電池連携タイプ(7Kwh)
V2H・蓄電池・太陽光発電を1台のパワコンで効率良く制御可能!
東京電力とダイヤゼブラの共同開発商品。
蓄電池は東芝製で高耐久のチタン酸リチウムイオン電池を採用。
ニチコントライブリッドV2Hが競合製品
2022年発売予定でしたが、その後情報が出ません。メーカーHPはこちら
⑬ダイヤゼブラV2H(EQJ-D60EV)定価 不明 工事費目安40万円~60万円、
充電6Kw、放電6Kw、充電ケーブル7.5m、全負荷自動切替、
長州産業V2H
長州産業V2HスマートPVエボ
蓄電池連携タイプ(3.5Kwh~13.4Kwhの6種類)
V2H・蓄電池・太陽光発電を1台のパワコンで効率良く制御可能!
パナソニックV2HのOEM製品で実売価格はこちらが、ややお値打ち。
2023年8月リリース、 出荷予定2023年秋頃 メーカーHPはこちら
⑭長州産業(VCP601)定価2,480,000円 工事費目安40万円~60万円、蓄電池・分電盤別途
充電5.9Kw、放電5.9Kw、充電ケーブル7.3m、全負荷自動切替、保証15年、
R5年補正補助金2024年度3月末開始見込!予約受付中!今回も早期終了が予想されますのでお急ぎください!
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ニチコン「EVパワーステーション」「トライブリッドV2H」徹底解説!
工事の注意点や全国V2H施工例を公開!
補助金を活用した自己負担額の目安とは?
V2H 東京都補助金ページはこちら
ニチコンV2Hスタンダードを消費税約10万円で設置可能な条件とは?
トライブリッドV2H蓄電池モデルも消費税で設置できる?
・外部給電器の購入費の一部
設備費:上限75万円(補助率1/2)
工事費:上限95万円(法人)(補助率10/10)、 40万円(個人)(補助率10/10)
・外部給電器
設備費:上限50万円(補助率1/3)
導入事業計画を申請いただき、審査を経て補助対象額が交付決定された後、機器の購入や工事に着手いただけます。
導入完了後、速やかに実績報告をいただき確定手続となります。
交付決定前に着手する事前着手は認められませんので、御注意ください。上記は令和5年分の内容で、次回内容変更がある可能性がございます。
①NEV執行V2H補助金(CEV): 早期終了しました。
②Sii執行V2H補助金(DER): 受付中! 残りわずか
2023年V2H補助金は2種類 CEV補助金とDER補助金の主な違い
V2H補助金(個人)は設備費の1/2最大70万円、工事費最大40万円、合計最大115万円です。
CEVとDER2つの補助金は、目的が違うため、工事内容や申請方法、条件などの違いがあります。
・先ずNeV次世代自動車振興センター執行のCEV補助金は、全国一律に期間や条件が定められ先着順に採択されます。
工事費はブレーカーや基礎などそれぞれに上限があり28万円~40万円が実際に交付される金額です。
EV充電設備の普及拡大、インフラ整備を目的としていますので、条件や縛りも少ないのが特徴です。
・次にSii環境共創イニチアシブ執行のDER補助金は、分散型エネルギーリソースの更なる活用実証事業として交付されます。
DERは実証事業を行う企業(アグリゲーター)ごとに予算が割り振られており、地域や細かな条件が違います。
その為、公募期間も実証事業を担当するアグリゲーターごとに異なります。
DERに参加する為には専用のHEMS設置が必要で、12月~1月にかけてEVの電気をV2H経由で送電線網へ送る実験に1~2回ほど参加することが条件となります。
CEV補助金の対象にならないHEMSも補助金対象になり、工事費も一律40万円交付されますので、契約金額は、DER補助金の方がやや高くなりますが、自己負担額は同じ位ですみます。
トライブリッドV2H+蓄電池ならDER補助金がお得!
また、DER補助金は蓄電池も補助金対象で最大3.2万円/Kwh補助されますので、例えばトライブリッドV2H+蓄電池9.9Kwの場合31万円多くなります。
比べてくださいエリアトップクラスの豊富な施工実績 高品質の部材を使用し経験豊富な職人が丁寧に施工いたします! 施工方法や例を随時公開中!
V2H・蓄電池担当 松井ミリカ
2018年入社。国家資格の電気工事士二種を保有しています。
2022年度は、V2H契約100契約以上の担当をさせて頂きました。
お送り頂いたお写真や図面を元にお客様のご要望に添ったご提案をさせていただきます。
機種選定から補助金申請までお手伝いさせて頂きます。
よろしくお願いいたします。
V2Hに非対応車種でも家→EVへ3Kw~6Kw充電は可能です。
・通電火災防止の点検が早くて簡単
・1部屋で電化製品の使用状況が確認でき電池残量の管理がわかりやすい
・購入価格が安い
・停電時は1部屋しか使えない
・200V製品が使えない
・全ての部屋で電気が使える
・200V製品も使える(エコキュート不可又は推奨しません。)
・V2HでEVのバッテリーを使用する場合、住宅用蓄電池の数倍の容量で全負荷でも安心
・全部屋のコンセントに差しているだけの待機消費電力や200V製品の稼働で消費量が多くなり電池残量の減りが早い(EVなら大容量で安心)
・購入価格が高い
フル充電までの
V2Hは急速充電器?
最近、V2Hの取扱店が増えてきて急速充電器と説明しているのを見かけます。
そのせいか、お客様も急速充電器と誤認されてるケースが増えています。
ニチコンV2Hは6Kwh充電で急速充電できません!
普通充電器3Kwhの2倍の6Kwh倍速充電です。
通常、急速充電とは10kwh以上です。
高速道路のサービスエリア等の急速充電器の主流は50Kwhです。
ちなみに海外の急速充電器は150kwh~300kwhと高速化が進んでいます!
電線2.6㎜3C
既設EV充電器をV2Hへ流用できる?
3KwhEV充電器の電線は通常VVF2.6mm3Cを1本使用しています。
V2HはCV8sq3Cと太くて熱にも強い被覆電線を充電用と放電用の2本使用します。
他にもCTケーブルやモデルにより他の配線も必要になります。
残念ながら全く材料の種類が違うので流用することが出来ません。
生活用水
V2Hで停電時もエコキュートは使える?使えない?見分け方とは
V2Hプレミアム以上の全負荷タイプでは200V対応可能です。
エコキュート用のブレーカーがメインの分電盤の中や横にあれば、ご使用いただける可能性が高いです。
外のメーターやエコキュートの近くに専用ブレーカーBOXがある場合は、ご使用いただけない可能性が高いです。
また、ご使用頂けたとしてもエコキュートは消費電力や突入電流も大きい為、車種によってご使用いただけない場合もあります。
夜中に動いて貴重な残りの電気をエコキュートが全て使い切って車や冷蔵庫を動かす電気が無い!
なんてことを防ぐために長期停電で太陽光発電が無い場合はエコキュートブレーカーを切ることをおすすめします。
(残り湯があれば電源を切っても数日は保温しているのでお湯が出ます)
停電時には電気の必要性の高い冷蔵庫や照明、情報収集機器などを優先したほうが良いでしょう。
さらに停電時は水道局のポンプも停止して断水する可能性が高くトイレも流れません。エコキュートの水を入浴で使うより、
生活用水としてご使用いただくほうが有効的です。
令和4年度V2H補助金正方形
V2H自治体補助金申請のタイミング
V2H自治体補助金は、国の補助金と同様にV2Hの契約や工事の前に申請を行う着手前申請を採用している自治体と
V2H工事や支払いなど全て完了してから申請を行う工事後申請を採用している自治体があります。
着手前申請は補助金が確約されてからV2Hの契約が可能なので安心です。
デメリットは早く設置したくても数カ月待たなければならないことです。
工事後申請は直ぐに工事ができるのがメリットですが、申請のタイミングで満了していて獲得できないリスクがあります。
補助金を最大金額、確実に獲得するためには知識と正確さと迅速さが大切です!
最善を尽くしてサポートをさせて頂きます。
ニチコンV2HCTケーブル
ニチコンV2H CTケーブルの長さ
分電盤とV2H本体を結ぶCTケーブルは30Mと50Mの2種類です。
相見積で15Mしか必要のないご家庭に50mの見積を提示しているのを拝見しました。
金額も高くなりますし長すぎても切断できないので、くるくる丸めて目立たない場所に収納するしかありません。
切断すると改造扱いになりニチコン保証対象外になります!
見た目や送電ロスもありますから長ければ良いわけではありません。
なるべく適切な長さを積算するのが大切です。
ニチコンV2HプレミアムWi-Fi
ニチコンV2H通信アダプター LANタイプとWi-Fiタイプの選び方と注意点
V2Hプレミアムモデル以上はスマホ連携可能です。
LANタイプとWi-Fiタイプどちらにするか迷いませんか?
LANのメリットは通信の安定性と速度の速さですがV2Hに速度は必要ありません。
機器代としてはLANタイプが3,000円高いのですが、工事代としてLANケーブル代と作業料金がかかります。
通信アダプターは分電盤近くに設置するのが一般的で、そこからWi-Fiルーター迄LANケーブルを配線しますが、
既設住宅だと露出配線になることが多く見た目も悪く料金も高くなります。
例)脱衣所の分電盤~リビングのルーターまで10Mの場合、Wi-Fiタイプより2~3万円高くなります。
Wi-Fiタイプのメリットは施工が簡単で費用が安く、配線が少ない分見た目がスッキリします。
デメリットは通信が不安定な場合があります。
お使いのWi-Fiルーターの性能に影響を受けますので、以下の手順をお試しください。
スマホとWi-Fiルーターを接続して分電盤近くでWi-Fiの電波状況をご確認ください。
もしもWi-Fi電波が弱ければV2hの通信障害が出る可能性がありLANにするかWi-Fiルーターを買換える必要がございます。
電波が弱い場合、距離が遠いのでLANも費用が高くなりますので、電波の強いWi-Fiルーター1~2万円へ買換えるほうが安くすみます。
新しいWi-Fiルーターは速度も速くなっていますので、ネット動画やPCも快適になりおすすめです!
V2HWi-Fi設定はカンタンなのでご自身で可能ですが、業者に依頼する場合は工事日迄に交換してください。
(殆どの業者がV2H工事後日のWi-Fi設定は別料金になると思います。)
※雑学:通信アダプターWi-FiタイプにもLAN端子が付いていますがダミーで使用できません。お間違えなく!
V2Hイメージ
ニチコンV2Hの最大配線距離
V2Hスタンダードとプレミアム(Plus)は分電盤とV2H本体の電線距離で最大50Mです。
設置距離は、分電盤の高さや電線のたるみ等を考慮すると40~45M位が目安です。
トライブリットは分電盤とV2Hが直接つながるのではなくパワコンを中心にV2H・蓄電池・ソーラーパネル・分電盤がつながります。
分電盤~パワコン最大配線距離40M + パワコン~V2H本体最大配線距離40M =最大配線距離80Mです。
さらにV2HポッドならV2H本体~充電ポッド迄の最大配線距離30Mなので、理論上の合計最大配線距離は110Mにもなります。
実際は分電盤とパワコンとV2Hが直線的に並ばないこともありますから距離は短くなりますが、ほとんどの住宅で設置可能な余裕の長さです。
基礎D施工例
V2H補助金対象の基礎は4種類(CEV)
V2H本体を地震や水害から守る大切な基礎工事は設置環境や予算で選択します。
NeV執行CEV補助金の規定
Aタイプ補助額4千円 アンカー固定のみ
設置場所がコンクリートで転倒防止を目的とした場合、4本のアンカーボルトを直に既設コンクリートに打込み固定します。
一番安価で転倒防止可能ですが、雨の跳ね返りで泥などの汚れも付きやすく水没リスクも高いので屋根のない屋外には向きません。
弊社では、浸水の心配ないシャッター付きガレージ等でしか採用しません。
Bタイプ7千円 簡易ブロック2列
エアコンの室外機台に使用されるコンクリート版です。
ニチコン推奨品はタイガーベースL500-100で高さ10cm奥行50cmで雨の泥跳ねや水たまりの影響も受けにくく安価なため採用されることが多いタイプです。
特に設置場所に排水管の蓋(マス)や狭い場所では、電線のゆとり分、後で移動可能なこのBタイプを採用する事が多くなります。
柔らかい土や勾配がある場所には向きません。
Cタイプ2万2千円 簡易ブロックフラットタイプ
複数のコンクリートブロックを組み立てる基礎です。横幅1m奥行50㎝高さ12㎝
現場打基礎はコンクリートが固まるのを待つ日数が必要ですが、このタイプは当日組立可能なのがメリットです。
難点は、干渉物・面積・勾配など設置できるケースが限定的です。
また4タイプの中で唯一補助金内で施工できず自己負担額が大きいので使用はごく稀です。
(トライブリッドV2H用はコンクリートを流すタイプなので補助金内で可能です)
Dタイプ9万1千円 現場打ちタイプ
設置場所に合わせて型枠を作りコンクリートを流して作る基礎です。
柔らかい土や勾配がある場所でおすすめです。
また、現状がフラットなコンクリートでもハザードマップで浸水エリアに指定されている場合は、高さを得るために、このタイプを選択します。
プレミアムモデルの対浸水性は約25㎝です。例えば浸水50㎝予想のエリアでは基礎の高さを25㎝以上にすることで浸水から守れる可能性が高まります。
本体施工の数日前に現場に合わせて基礎工事をする必要がある為、作業時間・交通費・材料費などコストが一番かかります。
しかし補助金上限が9万1千円と高額な為、ほとんどのケースが補助金内で収まります。
写真付き解説コラム「V2H補助金対象の基礎は4種類(CEV) 補助金額はいくら?」はこちら
ニチコンV2H施工ID
ニチコンV2Hの販売店・施工店IDは3種類あります。
(1)スタンダード・プレミアム用(2)プレミアムプラス用(3)トライブリッド用
それぞれに研修と登録が必要です。
弊社では全てのIDを取得しておりご提供が可能です。
スマートリハウス蓄電池UPS+プレゼント!(定価99,800円)
V2Hのデメリット・欠点V2Hの1番の欠点はEV外出時の停電ではないでしょうか?
その欠点を見事に解決したのがトライブリッドシリーズですが価格が数倍に跳ね上がります!
また、トライブリッドでも停電自動切替時に僅かな停電が起こりパソコンやレコーダーなどは電源が切れてしまいます。
そこで、沢山の蓄電池・V2Hを販売施工して気付いた問題点を解決するためにも開発した「スマートリハウス蓄電池UPS+」が弱点を補います!
常時商用電源接続可能型の持ち運べる小型蓄電池で停電時も0.01秒でバッテリーに切替りますので殆どのPCが切れません。
コロナワクチン保冷庫の停電対策として病院・自治体でもご利用いただいています。
家庭用冷蔵庫なら5時間程度ご使用頂けますのでEVが帰ってくる迄、補助電源として活躍します。
補助金は知っている人だけが得します
ご存じですか?
ふるさと納税やコロナ給付金なども利用や申請をしなければ恩恵を受けられません。
景気対策や環境対策などを目的に国・都道府県・市町村から様々な補助金や助成金が交付されています。
EV補助金などはメディアでも話題になりやすく、ご存じの方も多いかもしれませんが、それ以外にも給湯器やトイレ・エアコンなど色々な商品に補助金が出ています!
しかし、国や自治体から直接(委託)案内が届くことはありませんし、購入時に自動的に補助金が適用されることもありません。
補助金は種類により申請方法が異なり数日で終了するケースや手間がかかる理由などから補助金をお勧めしないお店や知らないお店も多いのです。
せっかく補助金があるのに多くの方々が利用できていないのが実情です。
スマートリハウスなら補助金申請も全力サポート!
補助金によって、「契約前の事前申請タイプ」や「納品後に申請するタイプ」「購入者様に直接交付されるタイプ」や「販売店に交付されお客様へ間接的に還元されるタイプ」など様々です。
「納品後に申請するタイプ」は、10万円以下の低額補助金に多く1回の申請で済みます。
申請方法も簡単なケースが多く、お客様ご自身で申請しやすいのが特徴です。
「事前申請タイプ」は高額補助金に多く契約前と納品後の2回の申請が必要です。
申請方法も複雑な様式が多く専門知識が多少必要になります。
契約前に補助金申請を行ない審査の結果、減額や不採択になる場合もあり満額受給するには知識とテクニックが必要な場合もあります。
補助金対象商品は自己負担額の比較が大切!
本体・工事費・材料費・労務費など細かく補助率や上限額などが設定されているタイプでは、設計力や見積積算力が必要で、
同じ商品、同じ補助金でも業者によって補助金額や自己負担額が変わることは珍しくありません。
契約金額が安くても補助率が低く自己負担額が高くなる例
A:契約金額100万-補助金獲得金額80万円=自己負担額20万円
契約金額が高くても補助率が高く自己負担額が少なくなる例
B:契約金額105万円-補助金獲得額90万円=自己負担額15万円
これは不正などではなく知識と経験などで差が出ます。
東京都蓄電池補助金を例に解説しますと蓄電池容量6.34Kwh以上なら1Kw当り15万円補助、蓄電池容量6.34Kwh未満なら1Kw当り19万円です。
A:6.4Kwh × 15万円 = 補助額96万円
B:6.3Kwh × 19万円 = 補助額119万7千円
0.1Kwhの差でも23万7千円も差がでます。
上記のほかにも補助金ごとに機器、材料費、労務費など複雑な規定がある場合、どのような設計や積算をするかで補助獲得額の差になるわけです。
スマートリハウスなら補助金代行をはじめ国・都・市区、満額獲得を目指し全力サポートさせていただきますので安心してご相談ください。
ソーラーカーポート施工例
V2H・蓄電池担当 松井ミリカ
2018年入社。国家資格の電気工事士二種を保有しています。
2022年度は、V2H契約100契約以上の担当をさせて頂きました。
お送り頂いたお写真や図面を元にお客様のご要望に添ったご提案をさせていただきます。
機種選定から補助金申請までお手伝いさせて頂きます。
よろしくお願いいたします。